IKAROSの広報・アウトリーチ活動(<特集>小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」 第14回)

  • 澤田 弘崇
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 森 治
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 白澤 洋次
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 津田 雄一
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 船瀬 龍
    東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 佐伯 孝尚
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 米倉 克英
    宇宙航空研究開発機構月・惑星探査プログラムグループ
  • 川口 淳一郎
    宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所
  • 相馬 央令子
    宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Outreach Activities in IKAROS Demonstration Team
  • 特集 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」(第14回)IKAROSの広報・アウトリーチ活動
  • トクシュウ コガタ ソーラー デンリョク セイル ジッショウキ 「 IKAROS(イカロス)」(ダイ14カイ)IKAROS ノ コウホウ ・ アウトリーチ カツドウ

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抄録

IKAROSとは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型ソーラー電力セイル実証機であり,2010年5月21日に種子島宇宙センターよりH-IIAロケット17号機によって打ち上げられた.IKAROSは将来の外惑星領域探査ミッションを想定してソーラーセイルおよびソーラー電力セイルを世界で初めて実証した.2011年以降も運用を継続し,数多くの成果をあげている.IKAROSは小規模プロジェクトのため,広報活動に関して,予算をほとんど割くことができない状況であったが,チームメンバーが創意工夫を凝らし,精力的に活動を行った.特にツィッターやブログを通して開発・運用の現場の様子をタイムリーに発信したことで多くのファンを獲得できた.また,TPSにも発信してもらったことでIKAROSの成果が世界中に知れ渡ることとなった.さらに,はやぶさ地球帰還との相乗効果もあり,日本の探査技術が大きく取り上げられる機会となった.本稿では,我々が取り組んできたIKAROSの広報・アウトリーチ活動全般について報告する.

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