東京大学柏キャンパス極超音速高エンタルピー風洞(<特集>空力実験設備:現状と新展開 第4回)

  • 鈴木 宏二郎
    東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻
  • 今村 宰
    日本大学生産工学部環境安全工学科
  • 内海 正文
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 岡本 光司
    東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻
  • 奥抜 竹雄
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 津江 光洋
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 寺本 進
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 中谷 辰爾
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 山口 和夫
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
  • 渡邉 保真
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Hypersonic and High-enthalpy Wind Tunnel in Kashiwa Campus, the University of Tokyo
  • 特集 空力実験設備 : 現状と新展開(第4回)東京大学柏キャンパス 極超音速高エンタルピー風洞
  • トクシュウ クウリキ ジッケン セツビ : ゲンジョウ ト シン テンカイ(ダイ4カイ)トウキョウ ダイガク カシワ キャンパス ゴク チョウオンソク コウエンタルピー フウドウ

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抄録

東京大学柏キャンパスに設置されている極超音速高エンタルピー風洞について紹介する.1つの空気加熱器に対し,極超音速風洞と燃焼風洞の測定部を有する1加熱器2運転モードを採用していることが最大の特徴である.設備概要と性能,気流特性に加え,1)広範囲での融合的研究の場とするため実験は公募制とし,外部ユーザーも積極的に受け入れること,2)大学設備としての安全性と低コスト性,高運転頻度を実現すること,3)大学の研究室として持続的に管理ができること,を旗印にした運用についても説明する.設備情報や行われてきた実験プロジェクト内容はホームページで公開されており,外部ユーザーの便宜が図られている.さらに,極超音速・高温気流実験装置の利用範囲を広げていくためのきっかけとなるものと期待して,分野融合的な実験例も紹介する.

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