-
- KAI Sunao
- 日本大学法学部
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 宇宙エレベータ法,その海法,空法及び宇宙法との関係(<特集>宇宙エレベータの実現を目指して 第8回)
- 特集 宇宙エレベータの実現を目指して(第8回)宇宙エレベータ法,その海法,空法及び宇宙法との関係
- トクシュウ ウチュウ エレベータ ノ ジツゲン オ メザシテ(ダイ8カイ)ウチュウ エレベータホウ,ソノ カイホウ,クウホウ オヨビ ウチュウホウ ト ノ カンケイ
Search this article
Description
宇宙エレベータは,海から始まり,空を抜け,宇宙に到達する構造物である.したがって,それは海法,空法及び宇宙法と関わりがある.国連海洋法条約は,しばしば「海の憲法」と呼ばれる.すなわち,その改変は極めて困難であるので,宇宙エレベータの地上基部を海上に設置するのであれば,我々は海洋法条約の枠組みの中で,その許容される条件を追求しなければならない.同様に,空法においては国際民間航空協定(シカゴ条約)の枠組みの中で,そして,宇宙法においては国連宇宙条約の枠組みの中で,宇宙エレベータの許容可能性を追求しなければならない.本稿では,海法,空法,宇宙法における,そうした既存の枠組みの中で宇宙エレベータの設置を考えるとき,どのような問題が発生するかを検討した.
Journal
-
- Aeronautical and Space Sciences Japan
-
Aeronautical and Space Sciences Japan 63 (8), 260-264, 2015
THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204506993536
-
- NII Article ID
- 110009978741
-
- NII Book ID
- AN00189072
-
- ISSN
- 24241369
- 00214663
-
- NDL BIB ID
- 026647385
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed