亜硝酸の分解反応におよぼすpHの影響

  • 澁川 卓実
    室蘭工業大学大学院工学研究科応用理化学系専攻
  • 大平 勇一
    室蘭工業大学大学院工学研究科応用理化学系専攻
  • 島津 昌光
    室蘭工業大学大学院工学研究科応用理化学系専攻
  • 小幡 英二
    室蘭工業大学大学院工学研究科応用理化学系専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of pH on Nitrite Depletion Reaction
  • アショウサン ノ ブンカイ ハンノウ ニ オヨボス pH ノ エイキョウ

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説明

亜硝酸の分解反応におよぼす水溶液のpHの影響について実験的に検討した.亜硝酸塩水溶液のpHを4.6以下にすることで亜硝酸の分解反応が進行する.亜硝酸濃度10−3 mol·l−1以上の条件で反応を行うと,亜硝酸消費量と硝酸生成量の比はほぼ3となる.しかし,亜硝酸濃度10−3 mol·l−1未満では四酸化二窒素の放散によって亜硝酸消費量と硝酸生成量の比は3を超える値となる.

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参考文献 (28)*注記

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