流動層を用いた木質系バイオマス活性コークスの製造

  • 金川 幸司
    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻
  • 小林 信介
    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻
  • 小林 潤
    名古屋大学先端技術共同研究センター
  • 羽多野 重信
    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻
  • 板谷 義紀
    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学専攻
  • 森 滋勝
    名古屋大学先端技術共同研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Manufacture of Wood Biomass Activated Carbon in a Fluidized Bed Reactor
  • リュウドウソウ オ モチイタ モクシツケイ バイオマス カッセイ コークス ノ セイゾウ

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抄録

ガス化プロセスにおける硫化水素吸着を目的とし,流動層を用いて木質バイオマスを原料とした活性コークス製造を行った.前報では,固定層型製造装置を用いて活性コークスの製造を行っており,固定層型製造装置で製造した活性コークスは,硫化水素の吸着に適していることが明らかとなっている.そのため本研究では,活性コークスの大量生産を狙い連続式流動層型製造装置での活性コークス製造を行った.実験では,流動層型製造装置および固定層型製造装置で製造した活性コークスの硫化水素吸着性能を評価することで活性コークス製造法が吸着性能に与える影響について検討を行った.その結果,流動層型製造装置で製造した活性コークスは,固定層型製造装置で製造した活性コークスと同等の硫化水素吸着性能を有していることが明らかとなった.

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参考文献 (8)*注記

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