書誌事項
- タイトル別名
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- Remediation of Heavy-Metal-Contaminated Soil in Ball Mill with Chelating Agent
- ボールミル オ モチイタ キレートカザイ ニ ヨル ジュウキンゾク オセン ドジョウ ノ ジョウカ
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説明
非汚染土壌に重金属を添加することにより実験用汚染土壌を作成した.重金属として,電気・電子産業で部品,回路やはんだ付け材料などとして汚染源になりやすいPb,Cd,Cuを選んだ.キレート化剤にクエン酸およびL-グルタミン酸二酢酸ナトリウム塩を選定して,これらを単独および混合して用い,汚染土壌の浄化を検討した.キレート化剤を混合して用いることにより,より少ない量のキレート化剤で土壌浄化が可能であることを示した.ボールミルを用いて重金属の溶出試験を行った.ボールミル内での溶出反応は早く約15 minで平衡状態に達した.ボールミルを用いてキレート化剤で浄化し,浄化済みの土壌を排出し,水洗するまでのフローを作成した.このプロセスフローに従って汚染土壌の浄化を行った.重金属を高濃度に含む溶出液や水洗水の処理を検討した.重金属を含むキレート化剤廃液を硫化物沈殿法で処理すると,重金属を硫化物沈殿として除去することが可能であった.
収録刊行物
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- 化学工学論文集
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化学工学論文集 37 (3), 284-288, 2011
公益社団法人 化学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204512497152
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- NII論文ID
- 10029241792
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- NII書誌ID
- AN00037234
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- ISSN
- 13499203
- 0386216X
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- NDL書誌ID
- 11188920
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可