書誌事項
- タイトル別名
-
- Investigation on Understanding Circular Motion of High School Students
- コウコウ ニ オケル エン ウンドウ ニ カンスル チョウサ
この論文をさがす
抄録
高校生の等速円運動に関する素朴概念が,授業前後でどう変化するか調査を行った。等速円運動を行う物体に働く力については,回転の方向に力が働いていると考えるMIF素朴概念が多くの生徒に見られ,授業により解消されにくかった。また向心力がなくなると,物体が接線方向に飛び去るという正答率は高く,授業後の定着もよかった。しかし正答者の多くは,接線方向に力が働いていると考えるMIF素朴概念を持っていた。また遠心力の影響で,接線方向からやや遠心力の向きに飛び去るという考え方も根強く残る傾向があった。
収録刊行物
-
- 物理教育
-
物理教育 50 (1), 8-10, 2002
日本物理教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204513614208
-
- NII論文ID
- 110007495861
-
- NII書誌ID
- AN0021972X
-
- ISSN
- 24321028
- 03856992
-
- NDL書誌ID
- 6112945
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可