Resonance Phenomena of a String Driven by a Electromagnetic Tuning Fork

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  • 電磁音叉における弦の共振現象

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電磁音叉に結びつけた糸の振動について,共振を生じるときと共振を生じないときのふるまいを統一的に理解するために,一定の周波数で振動する電磁音叉に結びつけた糸の長さを少しずつ変化させ,そのときの糸の振動をストロボ光のもとで撮影した.また,これらの振動について,その特徴を明らかにするため,多重波の方法を用いた理論的考察を行った.それらの結果,定常波が形成されることが糸の共振を生じる条件ではなく,共振を生じない場合にも,糸には振幅は小さいが広義の定常波が形成されること,また,電磁音叉に結びつけられた糸の端は,いかなる糸の長さのときも有限の大きさの振動を行っており,共振するときも大きさがゼロでない振動する節となっていることが示された.

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  • CRID
    1390001204514914560
  • NII Article ID
    110007489571
  • DOI
    10.20653/pesj.34.4_237
  • ISSN
    24321028
    03856992
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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