気体の比熱比γの測定に関する試み(II)

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タイトル別名
  • An Attempt for Measuring the Specific Heat of Gases (II)

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説明

ガラス容器内に圧縮された気体が,電磁弁を開閉した際に行う断熱(膨張)過程と,それにひきつづく定積過程における圧力と温度変化を,圧力センサと熱電対温度計を用い測定し,得られた値をAD変換してパソコンに入力した.今回試みたこの測定方法により,断熱・定積過程における圧力と温度変化が,ディスプレー上で画像として観察できる.また,断熱過程のデータをlog P-log Tグラフにすることによりポアソンの法則(Poisson's law).TP^<(1-γ)/γ>=一定の関係から比熱比γを直接求めることができた,そして,定積過程のデータからシャルルの法則(Charles' law),P/T=一定,つまり近似的に準静的過程の適用する状態を求めることができた.

収録刊行物

  • 物理教育

    物理教育 36 (2), 111-114, 1988

    日本物理教育学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204515454464
  • NII論文ID
    110007489709
  • DOI
    10.20653/pesj.36.2_111
  • ISSN
    24321028
    03856992
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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