書誌事項
- タイトル別名
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- Effectiveness of Rehabilitation for Cognitive Dysfunction in Patients with Epilepsy
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説明
本研究は、てんかん患者の認知機能障害に対するリハビリテーションの有用性、およびその他の認知機能改善に関連する要因を明らかにすることを目的とした。症候性部分てんかん患者51名に対して、浜松方式高次脳機能検査(HHBFS)を用いて、初期評価と再評価との比較、作業療法介入の有無による認知機能の変化の比較を行った。また重回帰分析によりHHBFSの得点の向上に関与する変数を検定した。その結果、初期評価と再評価で認知機能障害の改善がみられ、作業療法介入により有意な認知機能の改善を示すHHBFSの下位項目が認められた。また、認知機能障害の改善に関連する要因として、薬剤の影響と作業療法介入が認められ、てんかん患者の認知機能障害に対して抗てんかん薬の調整と作業療法によるリハビリテーションが有効である可能性が示唆された。
収録刊行物
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- てんかん研究
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てんかん研究 34 (1), 23-30, 2016
一般社団法人 日本てんかん学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204515820672
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- NII論文ID
- 130005160645
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- ISSN
- 13475509
- 09120890
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可