平均予測値との差分による予測器選択を用いた可逆画像圧縮(高精細度画像の処理・表示および一般)

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タイトル別名
  • Lossless Image Compression Using Predictor Selection Based on Difference to Average Prediction Value
  • 平均予測値との差分による予測器選択を用いた可逆画像圧縮
  • ヘイキン ヨソクチ トノ サブン ニ ヨル ヨソクキ センタク オ モチイタ カギャク ガゾウ アッシュク

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抄録

予測符号化において,局所的な指標に基づき予測器を切り替えることで高効率化を狙う手法が数多く提案されている.局所的な指標として隣接画素間の差分(勾配)を用いた手法がMEDやGAPをけじめ多くあるが,勾配と予測器間の関係についての定量的な議論は少ない.本稿では局所的な指標として平均予測値との差分を用い,その指標と予測器間の関係の定量的な議論を試みる.またその議論を基に設計された予測手法およびスキームを提案する.性能比較実験では,提案予測手法はGAPに比べ予測誤差エントロピを0.070[bits/pixel]減少でき,提案スキームはCALICに比べて平均符号長を0.016[bits/pixel]削減できた.

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