AACオーディオエンコーダの音質改善手法の検討(デジタル放送受信技術および一般)

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タイトル別名
  • A Study of a bit allocation method for MPEG-2 A__-dvanced A__-udio C__-oding
  • AACオーディオエンコーダの音質改善手法の検討
  • AAC オーディオエンコーダ ノ オンシツ カイゼン シュホウ ノ ケントウ

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抄録

AAC(Advanced Audio Coding)は高能率、高品質なオーディオ符号化方式としてISO/IECで規格化され、日本ではBSデジタルをはじめ様々なデジタル放送、固体オーディオ機器等に使用されている。 AACのLCプロファイルは144kbps/2chのビットレートで放送品質を満足しているが、今後の携帯向け放送などのニーズを考慮すると、より低いビットレートで高音質なエンコード法が望まれている。そのための手法として、量子化時におけるハフマン符号化テーブルの特徴に着目した"量子化ステップ切替法"と、音源のエネルギーを判定条件とした"MSステレオツールの制御法"、を検討した。"量子化ステップ切替法"は、従来法に比ベフレーム毎のビット割当ての変動を少なくでき、符号化音の音質が改善できた。また、"MSステレオツールの制御法"を""量子化ステップ切替法"に適用することで、改善の余地のあったスピーチ系の音源に対しても音質改善を図れることを確認した。

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