両眼間非整合の生体影響 : 両眼間クロストークについて(立体映像における人間工学的研究,及び立体映像技術一般)

  • 氏家 弘裕
    産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門
  • 渡邊 洋
    産業技術総合研究所健康工学研究部門

書誌事項

タイトル別名
  • Biomedical effects caused by interocular discrepancy of stereoscopic images : Effects of interocular crosstalk
  • 両眼間非整合の生体影響 : 両眼間クロストークについて
  • リョウ マナカイ ヒセイゴウ ノ セイタイ エイキョウ : リョウ マナカイ クロストーク ニ ツイテ

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抄録

立体映像が観察者に与える視覚疲労の要因のうち、両眼間の非整合については、大きさずれ、縦ずれ、回転ずれ、輝度差、色差、時間差、クロストークなどが考えられる。本研究では、クロストークをパラメータ(4段階)として、それ以外の要因を同一条件に制御し、立体映像を1セッション約10分間の観察を休憩を挟み4回繰り返す中で、心理指標(主観評価)と生理指標(自律神経系)の計測を実施した。クロストークの増加による影響が見られる一方、時間の経過とともに影響がやや低下する傾向が見られた。

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参考文献 (6)*注記

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