スライドインタフェースのためのジェスチャ識別を用いたマーキング操作(インタフェース,映像表現・芸術科学フォーラム2016)

書誌事項

タイトル別名
  • Gesture-based Marking Operation for Slide Interface
  • スライドインタフェースのためのジェスチャ識別を用いたマーキング操作
  • スライドインタフェース ノ タメ ノ ジェスチャ シキベツ オ モチイタ マーキング ソウサ

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抄録

会議等でプレゼンテーションをする際はスライドを使うことが多い.本稿では,聴講者が目を離した際に指示された重要箇所を見逃す場合を想定し,マーキング操作を行うインタフェースを提案する.マーキング操作は,HMM (Hidden Markov Models)を用いた指差し往復ジェスチャを識別することで実現する.HMMを計算する際は腕の自由度と手の形状を特徴量として用いる.Left-to-Right型のみを用いた場合,Left-to-Right型とErgodic型を併用して用いた場合,並びにLeft-to-Right型とErgodic型を併用し,各特徴量の出力確率に重みを付加した場合の3種類の識別実験を行った.その結果,Left-to-Right型とErgodic型を併用し,各特徴量の出力確率に重みを付加した場合が最も識別率が高く,85%の識別率を得た.

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