書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation of Effects of Micro-Bubble Bathing using Psychological Scale
- シンリ シャクド オ モチイタ ビサイ キホウヨク ノ ニュウヨク コウカ ノ ケントウ
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説明
入浴には心理的・身体的なリラックスを得る効果が期待されている.近年,入浴の心理的・生理的効果を促進する働きが指摘される微細気泡浴について,心理的効果を主観評価によって測定し,さら湯との比較によってその効果を検証した.特に,主観評価に複数の項目で構成された心理尺度を用いることで,微細気泡浴がどのような心理的側面で効果を持つか明らかにすることを試みた.12名の男子大学生を対象とした実験の結果,主成分分析を用いた検討により,気分状態の評価構造に快適感と覚醒感の2つの主要な軸が見出された.これらの2軸でさら湯と気泡量の異なる2つの微細気泡浴を比較した結果,入浴による覚醒感の増加が全入浴条件で共通して見られた一方,快適感に関しては気泡量の多い微細気泡浴のみ有意な増加を示した.微細気泡浴が快適感の側面で入浴の心理的効果を高めること,この効果が気泡量により影響されることが明らかとなった.
収録刊行物
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- 人間工学
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人間工学 50 (1), 29-34, 2014
一般社団法人 日本人間工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204538668288
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- NII論文ID
- 130004555852
- 40019986130
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- NII書誌ID
- AN00199371
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- ISSN
- 18842844
- 05494974
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- NDL書誌ID
- 025284468
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可