日本建築学会 改定JASS 5-2009について

書誌事項

タイトル別名
  • Revision of JASS 5 Reinforced Concrete Work-2009 by Architectural Institute of Japan
  • ニホン ケンチク ガッカイ カイテイ JASS 5 2009 ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

日本建築学会建築工事標準仕様書JASS 5鉄筋コンクリー卜工事が2009年2月に12年ぶりに大改定された。今回の改定では,新たな技術の進展の取込みはもとより,エコセメントや再生骨材コンクリートの節の新設などによる環境配慮への取組みの強化,かぶり厚さなどの規定の検査方法の充実,計画供用期間の級の超長期への対応や耐久性向上にかかわる乾燥収縮率・ヤング係数などのコンクリートの品質基準の設定,調合強度の定め方の合理化を目指した構造体強度補正値(S値)の適用の拡大など,きわめて多岐にわたっている。また,水密コンクリートをはじめ特別な仕様のコンクリートについて,より実情に即した形で規定の充実が図られている。付録についても,建築学会の制定する規格を試験方法と品質基準に分類整理するとともに,品質管理に必要な規格の整備が図られている。

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 47 (6), 6_3-6_10, 2009

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ