書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a Demolition Method by the “Jack-down” for High-rise Building
- 工事記録 ジャッキダウンによる高層ビル解体工法の開発と適用
- コウジ キロク ジャッキダウン ニ ヨル コウソウ ビル カイタイ コウホウ ノ カイハツ ト テキヨウ
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説明
これまでの高層ビル解体は上階から下階に向けて解体していたが,今回開発した工法は,1階の柱直下にジャッキを設置し,1階部分の柱を切断してはジャッキダウンを繰り返してビルを下階から解体するものである。解体作業中の建物の耐震安全性を確保するため,新たに建物内部に鉄筋コンクリート造の壁「コアウォール」と鉄骨製の「荷重伝達フレーム」を設置する。本工法を鹿島旧本社ビル解体工事に適用した結果,騒音・粉塵の飛散低減,近隣が抱く不安感の解消,高所作業がなくなったことによる落下の危険性解消など従来の解体工事の課題を大幅に改善できることを確認した。工期短縮も見込め,解体材の分別・リサイクル率も向上し,環境に配慮した解体工法である。
収録刊行物
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- コンクリート工学
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コンクリート工学 47 (3), 3_54-3_59, 2009
公益社団法人 日本コンクリート工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204539064064
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- NII論文ID
- 10024023254
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- NII書誌ID
- AN00094169
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- ISSN
- 21862753
- 03871061
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- NDL書誌ID
- 10187160
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可