脳卒中片麻痺に処方されている短下肢装具の機能についての検討—全国アンケート調査より—

  • 藤﨑 拡憲
    熊本託麻台病院リハビリテーション部
  • 山城 勉
    熊本託麻台病院リハビリテーション部
  • 平山 史朗
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科
  • 島袋 公史
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科
  • 渡辺 英夫
    社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Nation-wide survey of ankle foot orthosis for stroke patients, as a functional point of view

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抄録

脳卒中片麻痺に処方される短下肢装具の機能を調査する目的で,全国の回復期リハビリテーション病院にアンケート調査を行った.集計した 226 病院の 2,260個の短下肢装具の機能について検討した結果,シューホーン AFO やオルトップ AFO など足関節の底屈,背屈に制動と補助の機能があるタイプが 56.62%と最も多く,底屈,背屈に固定,遊動,制限の設定ができるタイプが 16.64%で第2位であった.全国を 8つの地域区分で検討すると,ほぼ類似の処方傾向が見られたが,各県別での検討ではばらつきも少なくなかった.

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参考文献 (5)*注記

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