炭酸化技術によるガラス繊維補強埋設型枠の耐久性向上

  • 関 健吾
    鹿島建設 (株) 技術研究所 土木材料グループ
  • 横関 康祐
    鹿島建設 (株) 土木管理本部 土木技術部 要素技術開発グループ
  • 向原 敦史
    中国電力 (株) 流通事業本部 土木計画担当専任係
  • 藤木 昭宏
    ランデス (株) 技術部 研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Improvement in Durability of Glass-Fiber Reinforced Residual Forms
  • タンサンカ ギジュツ ニ ヨル ガラス センイ ホキョウ マイセツ カタワク ノ タイキュウ セイコウ ジョウ

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抄録

コンクリートの炭酸化反応を利用して硬化体中に大量の二酸化炭素を固定した環境配慮型のコンクリートを開発した。炭酸化の影響によってpHが中性であるという当該コンクリートの特徴を応用することで耐久性の高いガラス繊維補強モルタルの作製が可能である。このガラス繊維補強モルタルについて,埋設型枠としての適用性を強度および耐久性の観点から検討した。その結果,一般的なガラス繊維補強モルタルと比較して強度および耐久性が向上し,埋設型枠としての利用に適していると判断した。

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 54 (6), 607-612, 2016

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (2)*注記

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