書誌事項
- タイトル別名
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- Flexural Crack Behaviors of Partially Pre-stressed High Strength Concrete Beams
- コウキョウド コンクリート オ モチイタ PPCリョウ ノ マゲ ヒビワレ セイジョウ
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説明
高強度コンクリートの有効利用のために,RC梁とPC梁の曲げひび割れ性状については,既に多くの報告があるが,PPC梁の曲げひび割れ性状に及ぼすコンクリートの高強度化の検討は,十分ではない。本研究では,引張鉄筋の使用量,PCグラウトの品質を主な要因にとり,普通コンクリートを用いたPPC梁と比較検討することで,高強度コンクリートを用いたPPC梁の特に曲げひび割れ幅に主体を置いて検討した実験結果を報告する。すなわち,高強度コンクリートを用いても,PCグラウト強度の影響は小さいこと,引張鉄筋比の小さいPPC梁では曲げひび割れの分散効果は必ずしも得られなかったこと,曲げひび割れ幅は引張鉄筋比の小さいPPC梁では減少できる結果を得たものの,引張鉄筋比の大きいPPC梁ではほとんど減少できなかったことなどの知見を示した。
収録刊行物
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- コンクリート工学
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コンクリート工学 53 (3), 275-282, 2015
公益社団法人 日本コンクリート工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204542392448
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- NII論文ID
- 130005132141
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- NII書誌ID
- AN00094169
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- ISSN
- 21862753
- 03871061
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- NDL書誌ID
- 026193467
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可