各種合成構造設計指針における接着系あと施工アンカーボルトの引張支持力に関する設計法と課題

書誌事項

タイトル別名
  • Design Method for Tension Load Capacity of Post-Installed Bonded Anchor Bolts and Associated Issues
  • カクシュ ゴウセイ コウゾウ セッケイ シシン ニ オケル セッチャクケイ アト セコウ アンカーボルト ノ ヒッパリ シジリョク ニ カンスル セッケイホウ ト カダイ

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説明

接着系あと施工アンカーボルトの引張支持力に対する定着長は,先付けアンカーボルトの定着長さに比べて非常に短い。2010年に改定された「日本建築学会:各種合成構造設計指針,第4編 各種アンカーボルト設計指針」では,アンカーボルトの定着部設計は,先付け・後打ちといった工法の種別によらず同一であるという思想に基づいている。接着系アンカーの引張支持力に対する設計法は,接着剤とコンクリートとの付着力により決まる耐力で評価する手法が適切であることを検証し,引張支持力評価式を示している。また,へりあき・群効果等で低減した付着強度は先付けの異形鉄筋で用いられている付着強度と同様な算定値となることを検証している。

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 51 (3), 243-250, 2013

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (21)*注記

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