書誌事項
- タイトル別名
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- Defense mechanism of a living body and needle moxibustion medicine.
- セイタイ ノ ボウギョ キコウ ト シンキュウ イガク シンポジウム
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抄録
古来より鍼灸治療の有効性については経験的によく知られている。近年, 鍼灸治療の有効性のメカニズムの研究が盛んに行われ, 実証医学的に明らかになってきつつある。我々も, 鍼灸の効果について多角的に研究し, 多くの研究成果を報告してきた。<br>ここでは, 古典でいう「未だ病ざる病を医す」の理論と, 臨床の現場において得られる, 多くの現象から鍼灸治療が生体恒常性維持機構の活性や生体防御機構の増強に大いに関わりがあることに着目し, それを実証医学的に証明する目的でマウスに2年間刺鍼し, その有効性を超微形態変化によって検討した。対照群では死亡率が33%であったが刺鍼群では25%の死亡率であった。今回実験に供したマウスの各臓器において老化の遅延と生体防御機構の増強と生体恒常性維持機構の活性化に種々の影響が与えられていることが示唆された。<br>この結果から, 古典でいう「未だ病ざる病を医す」と臨床鍼灸が, 生体恒常性維持機構と生体防御機構との相関を有していることの一証拠を提出したと言える。
収録刊行物
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- 全日本鍼灸学会雑誌
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全日本鍼灸学会雑誌 42 (3), 234-244, 1992
公益社団法人 全日本鍼灸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204543860352
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- NII論文ID
- 130004175932
- 40004423993
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- NII書誌ID
- AN00315097
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- ISSN
- 1882661X
- 02859955
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- NDL書誌ID
- 3816577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可