五十肩に対する鍼灸治療の2症例

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タイトル別名
  • Two Cases of Periarthritis Scapulohumeralis Treated by Acupuncture and Moxibustion
  • 臨床体験レポート 五十肩に対する鍼灸治療の2症例
  • リンショウ タイケン レポート ゴジュウカタ ニ タイスル シンキュウ チリョウ ノ 2 ショウレイ

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抄録

狭義の五十肩のうち、拘縮が無く疼痛が見られるfreezing phaseにあたる症例と、拘縮が進行したfrozenphaseにあたる症例を経験した。現代医学的に病態をとらえ、疼痛の軽減とmuscles pasmの改善を目的として、肩板を構成する肩関節周囲の筋への局所的アプローチにて鍼灸治療を行った。freezing Phaseにおける疼痛は早期に改善した.frozen phaseにおける拘縮は、鍼灸単独では効果が得られにくかった。運動療法を併用したところ、拘縮に伴う苦痛が軽減し、効果的な改善を得た。

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