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- 孫 基然
- 吉備国際大学保健医療福祉学部社会福祉学科 遼寧中医薬大学基礎医学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on the principle “If it is not thriving but surviving, maintain it with Sutra”
- 「 サカン ナラズ キョ ナラ ザレバ 、 ヘ オ モッテ コレ オ トル 」 ニ カンスル ケンキュウ
- Research on the principle ^|^ldquo;If it is not thriving but surviving, maintain it with Sutra^|^rdquo;
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抄録
【目的】「盛んならず虚ならざれば、 経を以てこれを取る」 は最も重要な治療原則として知れているが、 その解釈は極めて混乱し統一されていない。 そこでこれを明らかにするためその原義を検討したので報告する。 <BR>【方法】『黄帝内経』 における 「盛んならず虚ならざれば、 経を以てこれを取る」 の出典を調べ、 今日までのこれに関する研究概況及び問題点を明らかにした上で、 更にその背景を見出し、 『黄帝内経霊枢』 禁服篇にのみ引用されている 『大数』 及び 『張家山漢墓竹簡』 脈書を利用し、 「盛んならず虚ならざれば、 経を以てこれを取る」 のルーツまで遡って、 その原義の解明を行った。 <BR>【結果】その結果、 これまで計四説、 十三の意見を確認することができたが、 どれも合理的に解釈できていないことを明らかにした。 <BR>【考察】「盛んならず虚ならざれば、 経を以てこれを取る」 は 「遍身診脈法」 を背景とすることと、 『黄帝内経霊枢』 禁服篇の解釈は本篇に引用されている 『大数』 と矛盾していること、 『張家山漢墓竹簡』 脈書にある 「諍 (静) ならば則ちこれを侍たも (持) つ」 は 「盛んならず虚ならざれば、 経を以てこれを取る」 の原型であることから、 その原義は、 脈形と脈拍とが正常な場合は、 治療せず、 いつも通りで対応すると解釈すべきではないかと示唆された。
収録刊行物
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- 全日本鍼灸学会雑誌
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全日本鍼灸学会雑誌 63 (1), 50-62, 2013
公益社団法人 全日本鍼灸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204548227456
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- NII論文ID
- 10031188765
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- NII書誌ID
- AN00315097
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- ISSN
- 1882661X
- 02859955
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- NDL書誌ID
- 024350896
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可