書誌事項
- タイトル別名
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- MRI measurement of acupuncture's effect on gastric emptying in humans
- ヒト アシサンリ エノ エンピシン ハリツケ ガ イ スイブン ハイシュツ エ オヨボス コウカ ノ MRI ニ ヨル ケントウ
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抄録
【目的】鍼刺激後の胃排出評価に、造影剤を使用しない非侵襲的なMRI法による測定が可能であることを確認した後、足三里 (ST36) に円皮鍼、Sham鍼を貼付し比較した。<br>【方法】 (1) 健常成人14名を対象に造影剤無使用のMRI撮像条件にて水分負荷後60分間の胃排出を胃内容量経時的変化をもとに算出した。 (2) 健常成人8名を対象に円皮鍼及びSham鍼貼付後の水分負荷後胃排出をMRI法を用いて測定した。<br>【結果】 (1) 造影剤無使用での胃排出測定は可能であった。 (2) 円皮鍼、Sham鍼両群の胃排出時間に有意差は認められなかった。また鍼の使用による有害事象はみられなかった。<br>【考察】円皮鍼刺激による胃排出への影響が認められなかった理由として刺激強度の低さや短い刺激時間等が考えられる。しかし今回の造影剤を使用しないMRI法は、被験者への負担が少ないため非侵襲的な測定法として鍼灸医学研究に今後活用できると考える。
収録刊行物
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- 全日本鍼灸学会雑誌
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全日本鍼灸学会雑誌 57 (4), 509-516, 2007
公益社団法人 全日本鍼灸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204548775936
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- NII論文ID
- 10031188592
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- NII書誌ID
- AN00315097
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- ISSN
- 1882661X
- 02859955
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- NDL書誌ID
- 8946549
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可