Xバンドレーダを用いた荒天時の浅海域波浪場の観測

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抄録

Xバンドレーダを用い, 台風通過時の高波浪を観測した. レーダエコーデータの解析を行い, 汀線位置と前浜勾配, 海底地形とバー位置, 個々波の遡上高さの沿岸分布を求め, その結果について検討した. 高波浪の継続時間が短かったために, 地形に顕著な変化はなかった. 波浪の伝播状況を調べ, 波向と波速の分布を推定した. 波速分布から海底地形を推定し, バーの存在を概ね捉えた. 個々の波の遡上状況を調べ, 遡上高が相対的に大きくなる領域が沿岸方向に伝播する状況を捉え, これがエッジ波の分散関係式を満たすことを示した.

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  • CRID
    1390001204549539584
  • NII論文ID
    130003807800
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.46
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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