多孔質体によって誘起される流れの時間的・空間的乱れ特性について

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屈折率整合法を用いた画像計測手法によって, 多孔質体の間隙部およびその上・下流部に及ぶ大領域を対象とした流速場を高時間解像度で計測し, さらに, 多孔質体の異なる断面で計測を行うことによって, 多孔質体内流れの準3次元構造の把握を試みた. 計測結果に基づいて, スペクトル, 乱流諸量を算定し, 流れの時・空間的変動特性について検討を行った. その結果, 断面毎に値の差異は見られたが, 分布形状は類似しており, 全断面平均値として多孔質体内部の乱流諸量を求めることができた. また, 異なる渦動粘性モデルを用いて多孔質体内外の渦動粘性係数を推定し, 定量的な比較を行った.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204551322368
  • NII論文ID
    130003992057
  • DOI
    10.2208/proce1989.53.761
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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