スリランカにおけるインド洋津波の数値計算による再現に向けて

  • 富田 孝史
    (独法) 港湾空港技術研究所津波防災研究センター
  • 本多 和彦
    (独法) 港湾空港技術研究所津波防災研究センター

抄録

2004年インド洋津波はインド洋を横断してスリランカにも大きな被害を及ぼした. 本研究では, スリランカに来襲した津波を数値計算によって再現することを目的とした. まず, インド洋を横断する津波を計算するための数値モデルについてモデル比較を行った結果, スリランカに来襲した津波には球面座標系や分散性の効果は大きくないことが分かった. そして, 空間解像度が最小15mにまで領域接続を行った水深データを使ってスリランカ南部のゴール港周辺の津波を数値計算し, 衛星Jason-1による津波の観測結果も参考にしながら津波を引き起こす断層パラメターの検討を行って, 津波痕跡高さ, 津波来襲時の目撃証言との比較を行った.

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被引用文献 (1)*注記

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  • CRID
    1390001204551810560
  • NII論文ID
    130003991944
  • DOI
    10.2208/proce1989.53.251
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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