大分県に発生したトマト茎えそ症状を起こす病原細菌

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タイトル別名
  • Identification of pathogenic bacteria causing necrosis on stem of tomato in Oita Prefecture.

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説明

1992年3月,臼杵市の冬春トマト産地で大分県では未確認の細菌性病害が多発した。本病害は茎にえそを生じ,導管の褐変および不定根の発生が認められた。茎のえそは圃場Mでは茎に沿った条斑,圃場Yでは比較的表層に限られ茎を取り巻くように生じた。これらの症状を起こす病原細菌はいずれも多湿条件下だけで明瞭な病徴を示したが乾燥条件下では病原性は不明瞭であった。これらの病原細菌の同定を行った結果,圃場MからはP.corrugalaが,圃場YからはP.airidiflaaaとP.sp.が確認された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204560105984
  • NII論文ID
    130003440305
  • DOI
    10.4241/kyubyochu.40.54
  • ISSN
    18840035
    03856410
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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