The Fine Structure of Amylopectin. Part III

DOI
  • OHASHI Kazuji
    Department of Agricultural Chemistry, Faculty of Agriculture, University of Gifu

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Other Title
  • アミロペクチンの微細構造について(第3報)
  • β-Amylose Limit Dextrin
  • β-アミラーぜ限界デキストリン

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トウモロコシ,バレイショ等数種の澱粉から分別したアミロース,アミロペクチンおよび特殊なアミロペクチンのβ-アミラーゼ加水分解限度を測定した.加水分解限度は原料澱粉の種類によってことなるが,アミロース70～80%,アミロペクチン53～58%,特殊なアミロペクチン53～61%であった.<br> トウモココシおよびバレイショアミロペクチンのβ-限界デキストリンを調製して,その化学的性質を測定した結果から,アミロペクチンの枝分かれした分子構造についてPeatらが提案したA鎖, B鎖は共にほとんどヨウ素と反応し難いほどに短い鎖からヨウ素反応赤又は紫の鎖までいろいろの長さから成立っていると推定される.<br> 本実験を実施するに当り,終始御指導を頂いた岐阜大学名誉教授高橋悌蔵先生,京都大学教授三井哲夫先生ならびに京都大学教授満田久輝先生に厚くお礼申上げます.

Journal

  • Nippon Nōgeikagaku Kaishi

    Nippon Nōgeikagaku Kaishi 35 (11), 1065-1069, 1961

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

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