Studies on Pyruvate and Carbohydrate Metabolisms by Lactic Acid Bacteria

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Other Title
  • 乳酸菌のピルビン酸及び糖類の代謝に関する研究
  • Part VI. Dismutation System of Sugars and Pyruvate by <i>Leuc. mesenteroides.</i> (2)
  • (第6報) <i>Leuc. mesenteroides</i>に於ける糖類とピルビン酸の共軛反応(その2)

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Leuc. mesenteroidesの麦汁に培養した凍結乾燥菌体を用いて,各種糖類とピルビン酸の共軛反応を検討した.グルコース,フラクトース,マルトース,シュクロース,マンニットとは共軛反応を示したが,ガラクトース,マンノース,ラクトース及びキシロースとは共軛しなかった.<br> さらにグルコン酸との共軛はL. fermentumのばあいと異なり僅少であったが, cellとグルコン酸とを接触させると共軛反応を示した.このことからグルコン酸は直接的に共軛反応に関与するのではなく,附燐されて後に反応に関与するものと推定した.しかし2-ケト・グルコン酸及び5-ケト・グルコン酸は直接的にも又接触後も共軛を示さなかった.<br> 又反応液についてBial反応をしらべたところ,共軛反応を示したばあいにのみ認められ,これはペントースと考えられた.<br> 以上の結果, Leuc. mesenteroidesはL. fermentumについて行った共軛反応の結果より推論し(2),片桐,今井がその振盪培養の結果より推論した代謝系(6),すなわちWarburg-Dickensの酸化的代謝系により解糖され,又共軛反応を示すものと推論した.<br> 終りに終始御懇篤な御指導を賜わった片桐英郎先生に深く感謝します.又種々御鞭韃していただいた東大応微研北原覚雄先生,実験の便宜を種々与えて頂いた本学学長黒上泰治先生及び片倉健二先生に深謝します.

Journal

  • Nippon Nōgeikagaku Kaishi

    Nippon Nōgeikagaku Kaishi 31 (8), 532-535, 1957

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

Keywords

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001204563454848
  • NII Article ID
    130001231684
  • DOI
    10.1271/nogeikagaku1924.31.8_532
  • ISSN
    18836844
    00021407
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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