Effect of mango greenhouse temperature management on the occurrence of anthracnose and dew condensation on fruit surface.

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  • マンゴーハウスの温度管理がマンゴー果面への結露と炭疽病の発生に及ぼす影響
  • マンゴーハウス ノ オンド カンリ ガ マンゴーカメン エ ノ ケツロ ト タンソビョウ ノ ハッセイ ニ オヨボス エイキョウ

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2008および2009年にハウス栽培マンゴーを 5月から収穫期まで異なる夜温管理(24℃, 21℃)下で栽培し,果実表面への結露と炭疽病および軸腐病の発生状況を調査した。また,果面の方位(東西南北)と炭疽病の発生状況に関連が認められたため,水分試験紙を利用して果実表面への結露の発生状況を方位(東西)別に調べ,加えて果面温度の熱画像計測を行った。その結果,21℃区は24℃区に比較してハウス内が高湿度となりマンゴー果面への結露発生も多く,炭疽病および軸腐病の発病果率が高かった。また,果実の西面は東面より果面結露の発生程度が高く,これは晴天日の早朝に発生した結露が,朝日の陰となり果面温度が低い西面で比較的長時間持続するためと推察された。さらに,果実の西面は,炭疽病の病斑数が北,東および南面に比較して多かったことから,ハウス内の高湿度条件に起因して果実に生じた結露がマンゴー炭疽病の発生を助長することが示唆された。

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