書誌事項
- タイトル別名
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- Structure and Latent Class of City Library Usage
- シリツ トショカン リヨウ ノ コウゾウ ト センザイ クラス
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抄録
市立図書館に関する市民意識調査では,一般的に一変量分布やクロス表を用いた解析が行われることが多い。しかし,市立図書館が知りたいのは,より詳細に,どのような特性を持った人が,どのような利用の仕方をし,どのような要望をもっているのかということである。本論文では,文部科学省の「社会教育活性化21世紀プラン」の「地域情報化拠点としての調布市立図書館のあり方に関する調査」に対し,個人の特性による利用状況や要望・満足度の違いを把握できるようにアンケートを設計した。そして,構造方程式モデリングによりモデル化を行い,特に,時間的・金銭的余裕,本の選好,家族構成などが,どのように市立図書館利用に影響を与えているか市民全体の意識を考察した。さらに,利用者と非利用者に分けた分析,中央図書館利用者と分館利用者に分けた分析を行い,非利用者や分館利用者の特徴を検討した。そして,顕在的にはわからない潜在的な図書館利用のタイプを潜在クラスを用いて分析した。
収録刊行物
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- 日本図書館情報学会誌
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日本図書館情報学会誌 54 (2), 71-96, 2008
日本図書館情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204567310976
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- NII論文ID
- 110007087480
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- NII書誌ID
- AA11333306
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- ISSN
- 24324027
- 13448668
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- NDL書誌ID
- 9646536
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可