文学館研究の転換期 : 全国文学館協議会の発足と文献数・文献内容の変化

書誌事項

タイトル別名
  • A Transition Point for Literary Museum Research : The Establishment of the National Council of Literary Museums and a Change in Number of Documents and their Contents
  • ブンガクカン ケンキュウ ノ テンカンキ ゼンコク ブンガクカン キョウギカイ ノ ホッソク ト ブンケンスウ ブンケン ナイヨウ ノ ヘンカ

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抄録

文学館研究は図書館学や博物館学に比べると発展が遅れている学問分野であるが,それでも近年においてはその数が少しずつ増加している傾向にある。その時期は一般に,全国文学館協議会が発足した1995年以降であると考えられている。この点を確認するために,国立国会図書館の「雑誌記事索引」による文献調査を行ってみたところ,1995年以前と1996年以後との間で文献数やその内容面に関する相違点を見出すことができた。また,同時期には文学館に関する図書についても同様の変化が見られた。すなわち文学館研究は,ここ10年ほどの間に発展していったものと推測される。

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