電子線グラフト重合法による製塩用新規イオン交換膜の開発<br>(第2報)ナイロンフィルムへのビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライドおよびスチレンスルホン酸ナトリウムのグラフト重合
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Novel Ion-Exchange Membranes for Electrodialysis of Seawater by Electron-Beam-Induced Graft Polymerization<br>(II) Graft Polymerization of Vinyl Benzyltrimethylammonium Chloride and Sodium Styrenesulfonate onto Nylon-6 Film
- 電子線グラフト重合法による製塩用新規イオン交換膜の開発(第2報)ナイロンフィルムへのビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライドおよびスチレンスルホン酸ナトリウムのグラフト重合
- デンシセン グラフト ジュウゴウホウ ニ ヨル セイエンヨウ シンキ イオン コウカン マク ノ カイハツ ダイ2ホウ ナイロン フィルム エ ノ ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド オヨビ スチレンスルホンサン ナトリウム ノ グラフト ジュウゴウ
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抄録
陰イオンおよび陽イオン交換膜を,ナイロン6製のフィルムにそれぞれビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド(VBTAC:vinyl benzyltrimethylammonium chloride)およびスチレンスルホン酸ナトリウム(SSS:sodium styrenesulfonate)をグラフト重合し,作製した.VBTACのメタノール溶液中で48時間およびSSSの水溶液中で8時間,グラフト重合して得た膜の0.50mol/L NaCl水溶液中での膜抵抗は,それぞれ3.2および2.2Ωcm2であった.これは,それぞれ現行の製塩に使用されているAGCエンジニアリング(株)製の陰イオン交換膜(ASA)および陽イオン交換膜(CSO)の膜抵抗の20%高い値および8%低い値であった.電気透析を行い0.50mol/L NaCl水溶液を電流密度30mA/cm2(25℃)で濃縮した.VBTAC膜およびASAを対としたときのかん水中の塩化物イオン濃度3.8mol/Lは,ASAおよびCSOを対としたときの95%の値であった.また,ASAおよびSSS膜を対としたときのかん水中の塩化物イオン濃度はASAおよびCSOを対としたときの105%の値であった.
収録刊行物
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- 日本海水学会誌
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日本海水学会誌 63 (3), 175-182, 2009
日本海水学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204595403776
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- NII論文ID
- 130004566856
- 10024977023
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- NII書誌ID
- AN0018645X
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- ISSN
- 21859213
- 03694550
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- NDL書誌ID
- 10330088
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可