書誌事項
- タイトル別名
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- Ruthenium Removal from Water Using Nucleic-Acid Base-Immobilized Fibers
- ルテニウム オ スイチュウ カラ ジョキョ スル タメ ノ カクサン エンキ コテイ センイ ノ サクセイ
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抄録
水中からのルテニウム除去の速度を高めるために,グリシジルメタクリレートの放射線グラフト重合とそれに続く核酸塩基の付加反応によって,核酸塩基を固定した繊維を作製した.6-ナイロン繊維へのアデニンの固定密度は1.2 mmol/gであった.ルテニウム水溶液中の塩化ナトリウム濃度が増加するにつれて,ルテニウムの除去速度は増加した.除去速度がルテニウム濃度の2次に比例して表されることがわかった.さらに,ルテニウムの初期除去速度の温度依存性から,アデニン固定繊維へのルテニウム吸着での活性化エネルギーは,塩化ナトリウム濃度によらず45 kJ/molと算出された.
収録刊行物
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- 日本海水学会誌
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日本海水学会誌 69 (2), 98-104, 2015
日本海水学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204596494336
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- NII論文ID
- 130005264644
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- NII書誌ID
- AN0018645X
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- ISSN
- 21859213
- 03694550
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- NDL書誌ID
- 026308597
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可