水酸化マグネシウムとリン酸アンモニウムとの反応によるリン酸マグネシウムアンモニウムの合成 (1)
書誌事項
- タイトル別名
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- Synthesis of Magnesium Ammonium Phosphate with Magnesium Hydroxide (1)
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説明
リン酸アンモニウム溶液と水マグとの反応によつてリン酸マグネシウムアンモニウムを合成する場合, 溶液のN/Pによつて合成物の純度は大いに影響される. 常温で純度の高い製品を得るためには, リン酸アンモニウム溶液のN/P (原子数比) を1.2~1.4あるいはこれを拡張して1.1~1.5に保つて反応させることが重要である. 溶液濃度が薄くなるほど, 上記のN/Pの領域を特に厳格にまもることが必要である. しかし, この適正N/P領域は溶液濃度の大小によつて, N/Pの大きい方あるいは小さい方にずれるということはない.<BR>溶液の濃度を1M/l, N/Pを1.2~1.4に保つて反応させた場合, 合成物の成分は次のとおりであつた.<BR>(MgO)1.07~1.11(NH4)0.91-0.961/2P2O5)n H2O
収録刊行物
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- 日本塩学会誌
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日本塩学会誌 18 (4), 168-175, 1964
日本海水学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204597027968
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- NII論文ID
- 130004137173
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- ISSN
- 21870322
- 03695646
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可