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- 池田 美登
- 日本専売公社防府製塩試験場
書誌事項
- タイトル別名
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- On the Generalized Formula of Concentration
- イッパンカ シタ ノウシュクシキ ノ ユウドウ
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抄録
以上の理論的考察から次の諸点を要約することができる.<BR>(1) 濃縮速度の一般式を求めることができ, e, rが一定である特別な場合を従来の採かん量公式と比較し, 採かん量の値がよく一致することを確めた.<BR>(2) 回分式運転と連続式運転との濃縮速度を比較すると, 各段階の濃度分配の仕方, 蒸発速度と損失速度の運転時間中の形によつて有利の度合が左右される. また段階を増加する程両運転方法の濃縮速度の差はなくなる傾向がある.<BR>(3) 従来の採かん量公式からも濃縮速度を求めることができるが, これはe, rが一定の場合に相当する.<BR>(4) 採かん量公式を計算する場合, 統一しだ計算法と各段階ごと計算法との差を求め, 差の示す傾向を明らかにした.
収録刊行物
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- 日本塩学会誌
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日本塩学会誌 16 (5), 215-221, 1963
日本海水学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204597497472
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- NII論文ID
- 130004417413
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- NII書誌ID
- AN00186063
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- ISSN
- 21870322
- 03695646
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- NDL書誌ID
- 9143694
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可