シェーディング画像に良好なしきい値を設定できる変動しきい値式2値化処理法

DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献9件
  • 佐藤 弘起
    （株）日立製作所 システム開発研究所
  • 佐藤 和弘
    広島工業大学工学部電気・デジタルシステム工学科

書誌事項

タイトル別名
  • Binary Coded Processing Method Which Can Automatically Set the Optimum Threshold Value Using the Fluctuated Threshold
  • シェーディング ガゾウ ニ リョウコウナ シキイチ オ セッテイデキル ヘンドウ シキイチシキ 2チカ ショリホウ

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抄録

画像のエッジ部分には，画像の特徴を決める重要な情報を多く含んでいる．そこで，画像の凹凸情報を正規化した凹凸係数と名付けた関数を用い，画像のエッジ検出や2値化処理を行った．凹凸係数は，演算対象画素の輝度値を，その周辺に位置する数画素平方の画素の平均輝度値で除算したもので，照明条件などの要因で局部的に画面の明るさが変化しても，画像の濃度変化を正確に抽出できる．<br>その結果，従来のフィルタ処理では実行し難かったシェーディング画像の2値化処理も正確に行うことができるなど，大きな特徴を出せることがわかったので報告する．

収録刊行物

  • 画像電子学会誌

    画像電子学会誌 36 (3), 204-209, 2007

    一般社団法人 画像電子学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (9)*注記

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