-
- 長崎 幸夫
- 筑波大学 物質工学・フロンティア医科学・WPI-MANA・NIMSサテライト
書誌事項
- タイトル別名
-
- Design of Novel PEGylated Materials for Different Approaches to Cancer Immunotherapy
- ガン メンエキ リョウホウ エ ノ PEGカ ザイリョウ カラ ノ アプローチ
この論文をさがす
抄録
近年、患者自身の免疫能を向上させ、抗がん治療を進めるアプローチが盛んになりつつある。患者自身の細胞や免疫システムを活性化するタンパク質などを利用するこの治療法は、これまでの化学療法に比べて副作用が小さく、高いQOLが期待されている。しかしながら工程の繁雑さ、コスト、安定性など、問題も少なくなく、免疫関連の副作用も明らかになりつつある。このような問題点を踏まえ、筆者らはポリカチオン-PEG-ポリカチオンをベースにポリイオンコンプレックス型インジェクタブルゲルによる局所タンパク質デリバリーシステムを開発し、がん免疫治療に適用した。また、アルギニン放出ナノ粒子を新たに設計し、タンパク質を使わないマクロファージ活性化によるがん治療を行った。これらに関するレドックスナノメディシンの効果を紹介する。
収録刊行物
-
- Drug Delivery System
-
Drug Delivery System 31 (4), 320-330, 2016
日本DDS学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204640459008
-
- NII論文ID
- 130006846568
-
- NII書誌ID
- AN10084591
-
- ISSN
- 18812732
- 09135006
-
- NDL書誌ID
- 027669393
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可