書誌事項
- タイトル別名
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- Animal species difference in the ABC phenomenon
- Accelerated blood clearance(ABC)ゲンショウ ニ オケル ドウブツ シュサ
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説明
ポリエチレングリコール(PEG)修飾リポソームなどのPEG修飾体に対するaccelerated blood clearance (ABC)現象は、これまでbio-inertと考えられてきたPEGに対する免疫反応であり、PEGに対する抗体の誘導と、この誘導された抗体がその後に投与されるPEG修飾体に結合することに端を発する血中からの速やかな排除と定義することができる。PEG修飾は、いまだ医薬品開発におけるゴールデンスタンダードであり、既存医薬品のライフサイクルマネージメントのみならず、PEG修飾によって化合物の性質を変え新薬として開発しようとする動きも出てきている。ABC現象はPEGに対する免疫反応であることから、投与する動物種によって誘導されるABC現象の程度は異なる。また、ABC現象は補体系の活性化を伴うため、アナフィラキシー様の有害事象を惹起する可能性も高いが、表現型として現れる有害事象は動物種によって大きく異なる。さらに、ヒトでの第1相試験ではdose escalation試験が行われるが、ABC現象は低投与量の場合に生じやすく、試験の進捗に悪影響を与える可能性が高い。ABC現象における動物種差の影響はこれまでほとんど報告されておらず情報が少ないのが現状である。
収録刊行物
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- Drug Delivery System
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Drug Delivery System 32 (5), 396-401, 2017
日本DDS学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204641700864
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- NII論文ID
- 130006401838
- 40021388030
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- NII書誌ID
- AN10084591
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- ISSN
- 18812732
- 09135006
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- NDL書誌ID
- 028669087
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可