品川区委託介護予防事業:理学療法士による「身近でリハビリ」の介護予防効果

  • 奥 壽 郎
    学校法人敬心学園臨床福祉専門学校 理学療法学科
  • 与那嶺 司
    学校法人敬心学園臨床福祉専門学校 理学療法学科
  • 榎本 康子
    学校法人敬心学園臨床福祉専門学校 理学療法学科
  • 小川 憲治
    品川区立戸越台在宅サービスセンター
  • 小幡 かつ子
    品川区立戸越台在宅サービスセンター
  • 吉田 瞳
    品川区立戸越台在宅サービスセンター
  • 内野 滋雄
    品川区立戸越台在宅サービスセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Effectiveness of Preventive Care of Physical Therapy for the Elderly Contracted by the Shinagawa Ward
  • シナガワク イタク カイゴ ヨボウ ジギョウ リガク リョウホウシ ニ ヨル ミジカ デ リハビリ ノ カイゴ ヨボウ コウカ

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抄録

東京都品川区介護予防事業「身近でリハビリ」の介護予防効果を男性24名・女性42名,平均年齢77.4歳の要介護高齢者66名を対象に検討した。開始時,終了時の順に,握力(kg)は18.1から20.9,開眼片足立ち時間(秒)は9.7から16.0,ファンクショナルリーチ(cm)は19.6から25.4,長座位体前屈は(cm)20.3から24.8,10m歩行時間(秒)は16.2から13.6,老研式活動能力指標(点)は8.6から9.7ですべての項目で有意に向上がみられた。この要因として画一的な集団運動に加え,参加者のニーズに合わせた個別運動を取り入れており,体力全般に効果を及ぼしたものと考えられる。<br>

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (12)*注記

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