書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Back Muscle Activity at Different Pelvic Angles on Sitting
- ザイ デ ノ コツバン ケイシャ カクド ノ チガイ ガ ハイキングン ノ キン カツドウ ニ アタエル エイキョウ
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抄録
〔目的〕体幹と骨盤の動きを必要とする座位に着目し,骨盤の傾斜角度の違いが背筋群の筋活動に与える影響を検討した。〔対象〕腰痛の既往のない健常成人男性10名。〔方法〕測定肢位を骨盤軽度後傾位(以下後傾位)と骨盤軽度前傾位(以下前傾位)とし,課題を安静座位と腹部引き込み運動とし,肢位と課題の組み合わせの4条件下での腰部脊柱起立筋と腰部多裂筋の筋電図を導出した。課題間の比較は,一元配置分散分析後,多重比較検定を実施した。〔結果〕安静座位と腹部引き込み運動の課題において,多裂筋の筋活動は後傾位に対し前傾位で有意に増加したが,脊柱起立筋の筋活動に有意な差はなかった。これは骨盤前傾作用として多裂筋の筋活動が増加したと考える。〔結語〕前傾位は脊柱起立筋の筋活動を有意に増大することなく,選択的に多裂筋の筋活動を高めることができる姿勢と考える。<br>
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 25 (6), 935-938, 2010
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204644677376
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- NII論文ID
- 10027757942
- 130004432685
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 10959580
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可