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- 緒方 康介
- 大阪府富田林子ども家庭センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Does child maltreatment have a deleterious effect on the intelligence of maltreated children?: A meta-analytic review of the literature
- ジドウ ギャクタイ ワ ヒギャクタイジ ノ チノウ オ テイカ サセル ノ カ メタ ブンセキ ニ ヨル ケンキュウ ケッカ ノ トウゴウ
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抄録
<p>被虐待児の知的発達に関するレヴュー報告では定性的で主観的な方法論が用いられてきた。本研究では,先行研究で得られた知見を定量的にかつ客観的に統合することを目的に文献調査を行った。知見の統合と効果量の算出のために,方法論としてはメタ分析が採用された。データベース検索を経て,20の文献から27のデータが抽出されたが,感度分析の結果,17の文献から得られた22の統計値を用いるのが,方法論的に妥当であった。メタ分析の結果,統計的に有意で中程度の効果量が得られた(d=.53, r=.26)。そのため被虐待児の知能は確かに低く,その程度も決して小さくないことが示唆された。また身体的虐待とネグレクトに関して個別にメタ分析を実施して効果量を各々算出した。本研究知見は児童虐待が被害児の知能に悪影響を与えるという知見を支持しているものと考えられ,先行研究と併せて考えると,児童虐待は被虐待児の知的発達を低下させると結論された。</p>
収録刊行物
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- 犯罪心理学研究
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犯罪心理学研究 48 (2), 29-42, 2011
日本犯罪心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204644692608
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- NII論文ID
- 130006108077
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- NII書誌ID
- AN00206218
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- ISSN
- 24242128
- 00177547
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- NDL書誌ID
- 11077321
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可