ヒール靴の高さによる脊椎彎曲角の変化

  • 松尾 奈々
    医療福祉専門学校緑生館 理学療法学科 西九州大学大学院 健康福祉学研究科
  • 村田 伸
    西九州大学 リハビリテーション学部
  • 宮崎 純弥
    目白大学 保健医療学部理学療法学科
  • 甲斐 義浩
    医療福祉専門学校緑生館 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Change of Spinal Curvature with Height of Heeled Shoes
  • ヒールグツ ノ タカサ ニ ヨル セキツイワンキョクカク ノ ヘンカ

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抄録

〔目的〕本研究は,高さの異なるヒール靴を着用した安静立位時の胸椎後彎角および腰椎前彎角の変化について検討した。〔対象〕健常成人女性27名(平均年齢21.4±2.5歳,平均身長158.3±5.0 cm,平均足長23.8±0.5 cm)とした。〔方法〕測定は,視線を正面に向けた安静立位姿勢を基準に,裸足とヒール高3 cm,6 cm,9 cmのヒール靴を着用した姿勢の胸椎後彎角および腰椎前彎角の変化を比較した。〔結果〕胸椎後彎角および腰椎前彎角は,ヒールの高さを変えても,有意な変化は認められなかった。〔結語〕ヒール靴着用は,安静立位姿勢の保持において脊椎彎曲角に影響を与えるとは言い切れないことが示唆された。<br>

収録刊行物

参考文献 (21)*注記

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