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- 吉田 一也
- 人間総合科学大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- The Theory of Kinesio Taping<sup>®</sup> and Basic Application Methods
- キネシオテーピングの理論と基本貼付法
- キネシオテーピング ノ リロン ト キホン チョウフホウ
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説明
〔目的〕キネシオテーピング®の理論と基本貼付法についてまとめた.伸縮性テープを皮膚に貼付することで体液の循環を改善させ,自然治癒力を高める効果が期待されるテーピング法である.人体の比較的浅層へのアプローチから膜組織の乱れを評価・調整し,筋膜を中心とした機能改善を目的とする.効果として,筋機能の改善,体液の循環改善,疼痛抑制,関節矯正,治療効果持続時間の延長等がある.テープ自体をほとんど伸張せずに貼るのが特徴である.またテープの伸張率を変えて貼付することによって,低伸張での貼付は表層の皮膚・筋膜・筋に対してアプローチでき,高伸張での貼付は深層の腱・靱帯および関節矯正等に応用できる.このような特徴的な貼付法は治療だけではなく,理学療法評価への応用も期待でき,理学療法士分野へのさらなる進出が期待される.
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 27 (2), 239-245, 2012
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204645613568
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- NII論文ID
- 10030767578
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 023783314
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可