脳卒中後の回復期病棟入院時の身体機能面,心理・精神的側面,社会的側面,およびQuality of Lifeの関係 3.リハビリテーションに対するモチベーション

  • 北地 雄
    医療法人財団健貢会 総合東京病院 リハビリテーション科
  • 鈴木 淳志
    医療法人財団健貢会 総合東京病院 リハビリテーション科
  • 原島 宏明
    医療法人財団健貢会 総合東京病院 リハビリテーション科
  • 宮野 佐年
    医療法人財団健貢会 総合東京病院 リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Relationships with Quality of Life, Physical Function, and Psychological, Mental, and Social States of Stroke Patients in a Recovery Ward. Part III: Motivation for Rehabilitation
  • リハビリテーションに対するモチベーション
  • リハビリテーション ニ タイスル モチベーション

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抄録

〔目的〕集中的なリハビリテーションが行われる回復期病棟入院時の脳卒中者に対し,リハビリテーションに対するモチベーションを調査し,その関連因子を抽出することによって,より円滑で効果的なリハを提供する一助を得ること.〔対象〕脳卒中者23名.〔方法〕モチベーションはリハビリテーションに対する期待度を聴取することで評価し,それと身体機能面,心理・精神的側面,社会的側面およびQOLとの関連を相関分析と回帰分析を用い調査した.〔結果〕モチベーションは日常生活動作能力や自立度,良好なコミュニケーション能力や気分,およびバイタリティと関連し,特に日常生活自立度と気分が重要であった(R2=0.524).〔結語〕日常生活自立度の向上,良好なコミュニケーション,および心理的ケアがモチベーションを向上させる可能性が示唆された. <br>

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