脳卒中片麻痺患者の内反尖足に対する足部ストレッチング手技の主成分分析

DOI Web Site Web Site 参考文献9件 オープンアクセス
  • 山田 南欧美
    名古屋大学大学院　工学研究科　機械理工学専攻 愛知医療学院短期大学　リハビリテーション学科　理学療法学専攻
  • 岡本 正吾
    名古屋大学大学院　工学研究科　機械理工学専攻
  • 山田 陽滋
    名古屋大学大学院　工学研究科　機械理工学専攻
  • 磯貝 香
    名古屋大学大学院　工学研究科　機械理工学専攻 常葉大学　保健医療学部　理学療法学科
  • 宮本 靖義
    中部大学　生命健康科学部　理学療法学科
  • 河上 敬介
    大分大学　福祉健康科学部　理学療法コース 名古屋大学大学院　医学系研究科　リハビリテーション療法学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Principal Component Analysis of the Techniques of Manual Stretching for Equinovarus
  • ノウソッチュウ ヘンマヒ カンジャ ノ ナイ ハン セン アシ ニ タイスル ソクブ ストレッチング シュギ ノ シュセイブン ブンセキ

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説明

〔目的〕拡張した主成分分析を用いた脳卒中片麻痺患者の内反尖足に対する足部ストレッチング手技の分析方法の開発．〔対象と方法〕理学療法士6名および脳卒中片麻痺患者3名．ストレッチング手技を定量化するため，力覚センサと三次元動作解析装置を用いて踵部に加わる力とモーメントおよび足部の角度を計測し，拡張した主成分分析を適応した．〔結果〕第1主成分は内がえしを校正しながら足部を背屈位へ導く共通した手技を，第2主成分は踵部に加わる内外転・回内外モーメントと背屈角度の個人差を，第3主成分は踵を押し引きする力の個人差を示した．〔結語〕我々が開発した分析方法を用いて，複雑なストレッチング手技を統計的に分析できる可能性が示された．

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