投球障害肩における肩関節2nd内旋制限に対するセルフストレッチ方法の比較

  • 川井 謙太朗
    東京慈恵会医科大学 スポーツ・ウェルネスクリニック 立教大学大学院 コミュニティ福祉学研究科 博士課程後期課程
  • 舟崎 裕記
    東京慈恵会医科大学 スポーツ・ウェルネスクリニック
  • 林 大輝
    東京慈恵会医科大学 スポーツ・ウェルネスクリニック
  • 加藤 晴康
    立教大学大学院 コミュニティ福祉学研究科
  • 沼澤 秀雄
    立教大学大学院 コミュニティ福祉学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of Self-stretch Methods for Secondary Internal Rotation Limitation in Injured Throwing Shoulders: Evaluation of the Direct Effect
  • 投球障害肩における肩関節2nd内旋制限に対するセルフストレッチ方法の比較 : 即時効果判定
  • トウキュウ ショウガイ カタ ニ オケル カタカンセツ 2nd ナイセンセイゲン ニ タイスル セルフストレッチ ホウホウ ノ ヒカク : ソクジ コウカ ハンテイ
  • ─即時効果判定─

この論文をさがす

説明

〔目的〕投球障害肩における肩関節2nd内旋制限に対する3種類のセルフストレッチ方法の有効性を比較検討した.〔対象〕投球障害肩を有する男性の野球選手48例とした.〔方法〕APS法,CB法,IRS法における疼痛によるストレッチ不可率を比較した.次に,全てのストレッチが可能であった症例28名を3群に分け,ストレッチ前後において,後捻角の影響を除いた2nd補正内旋角度を計測し,各群間で比較した.〔結果〕ストレッチ不可率はAPS法が最も有意に低かった.2nd補正内旋角度はストレッチ前では3群間において有意差はなかったが,ストレッチ後では,APS法,CB法がIRS法に比べて有意に増大していた.〔結語〕APS法は投球障害肩に対する最も効果的なセルフストレッチ方法である可能性が示唆された. <br>

収録刊行物

参考文献 (13)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ