ボクシング・ストレートパンチの動作分析

  • 岩本 直也
    東京農工大学大学院 生物システム応用科学府(BASE)
  • 藤 大樹
    東京農工大学大学院 生物システム応用科学府(BASE)
  • 勝平 純司
    国際医療福祉大学 保健医療学理学療法学科
  • 丸山 仁司
    国際医療福祉大学 保健医療学理学療法学科
  • 満倉 靖恵
    慶應大学 理工学部システムデザイン工学科

書誌事項

タイトル別名
  • Kinematic Analysis of Straight-Punching in Boxing
  • ボクシング・ストレートパンチの動作分析 : 三次元動作分析システムを用いて
  • ボクシング ・ ストレートパンチ ノ ドウサ ブンセキ : サンジゲン ドウサ ブンセキ システム オ モチイテ
  • ─三次元動作分析システムを用いて─

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説明

〔目的〕右ストレートパンチ動作における,初心者への指導ポイントを抽出するために,群間(経験・未経験)における骨盤の動きを比較した.〔対象〕競技経験者5名(27.3±4.5歳)と未経験者7名(22.3±1.2歳)とした.〔方法〕実験では三次元動作分析システムを用いて,パンチ動作は3回計測した.測定項目は骨盤の回旋角度と回旋角速度,および回旋時間とした.骨盤の最大回旋角度を基準とし,加速期と復元期に分割した.各期間における各測定項目の平均値を用いて,経験群と未経験群に対して有意差検定を行った.〔結果〕群間における最大回旋角度と両期間の最大角速度,および復元期の平均角速度に有意差を確認した.〔結語〕ボクシング初心者の指導では,すかさず“構え”に戻れるように指導する必要性が示唆された.<br>

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